澎湃たる愚策

読みづらい構築記事を書きます。

【ダブル】Lv50グルトン入りトリパ【SVシーズン2】

イベリコ豚のことイベリ子豚だと思ってた人、私以外にいませんか?

構築の流れ

 進化前を使いたいなという発作を起こした。USUMからの復帰勢である私にとって、進化前とはすなわち低レベルがむしゃら+全体技であると言っても良いのだが、どうやら剣盾からレベルが50に統一されるらしい。ので、Lv50がむしゃらの可能性を模索することにした。

 

 せっかくだから新ポケを使いたいことであるし、ポケ徹でがむしゃらを覚える新ポケモンを探していた所、グルトンに白羽の矢が立ってしまった。

 

 グルトンはS35であることだし、トリックルーム起動役がほしい。グルトンはトリルの起動サポートも難しいということでとりあえず耐久があって猫騙しの効かないリキキリンとゴーストかつ化けの皮でなんだかんだ動けるミミッキュ

 

 グルトンがタネマシンガンを覚えることも判明したので、弱点保険と持久力を発動できて強そうなバンバドロ、トリルエース+トリルが切れてもなんか戦えそうなドドゲザン、このままだと寿司コンビになにもできなさそうなので自慢のサーフゴーを育成し、この弱いサーフゴーがペリッパーに変わって構築が完成。

個別解説

グルトン

 テラスタイプ:ゴースト
 種族値:H54-A45-B40-C35-D45-S35 

 特性:アロマベール
 持ち物:きあいのタスキ
 わざ:がむしゃら あくび まもる タネマシンガン
 性格:れいせいC↑S↓
 個体値:H0-A0-B0-C
×-D0-S0
 努力値:H0-A0-B0-C0-D0-S0 
 実数値:H114-A50-B45-C×-D50-S36

 イベリコ豚、もといイベリ子豚。今回の軸にしたかったポケモン。トリュフを探してきてくれるはずなのにモロバレルに眠らされる。

 

 やることはシンプル、がむしゃらで相手のHPを削りつつバンバドロの弱保と持久力を起動する。特性がアロマベールなのでリキキリンやミミッキュにも挑発が効かなくなる。とはいえ現状の環境で挑発を打ってくるポケモンがそこまでいなかったため発動回数も少ない。

 一度ゲンガーにタネガンを打ったところ、のろわれボディを無効化するアロマベール表示が3回出た。挑発を無効化した回数と同じである。

 

 S35族でできる限り遅くある必要があるため、S0れいせいの最遅。襷持ちのがむしゃらポケモンなので、耐久は最脆のHBD0個体。加えて味方のバンバドロを攻撃するためAも0。そんなこんなでHABDSがすべて0ポケモンがランクマの舞台に立つことになった。厳選が大変。

 

 わざはがむしゃらタネガンまで確定。HPをできる限り削りながら耐えたいのでこらえる、置き物になってしまうことを懸念してあくびを採用。

 こらえるはバンギの砂で襷が削れること、熱風の追加効果で火傷を引くこと、塩漬けや変化技を防げないことなどで途中まで守るだったが、ペリッパーとグルトンを選択で選出するようにしたあたりでこらえるに切り替えた。

 

 分かっていたことではあるが、この手のポケモンはハマるとめちゃくちゃイージーに勝てる。特にテイルアーマーで先制無効になっているグルトンはなかなか暴れてくれるので楽しかった。それと、がむしゃらは固定ダメージであるため、BDの上がりまくったヘイラッシャに問答無用でダメージを与えられるのは偉い。

 

 テラスタイプはゴースト。こんなおもちゃポケモンにテラスタルなんぞ切らんだろ!と思うかもしれないが、ゴーストタイプになるとHP1の状態からでも対面のHP満タン格闘タイプを倒すことができる

 実際にあったのは、トリルが切れた後にHP1のグルトンとエルレイドの一騎打ち、エルレイドの聖剣をグルトンのゴーストテラスで透かしてあくび、こらえるで1ターン耐えて眠らせた後がむしゃらとタネガンで倒すという動き。最速起きの3割で負けることはあるが、それでも7割で勝てるわけである。HP1のノーマルに格闘技は打たない方がいいかもしれない。これはHP満タンであれば、大抵のポケモンに対面7割で勝てるという意味でもある

 

 それ以外にもグルトンの思わぬ活躍で勝てていることも結構あり、なぜか水テラスしてきたソウブレイズにタネガンを打った所、砕ける鎧でゴリゴリ削れてしまいTODの判定勝ちをもぎ取った試合があった。

 

 挑発を打たれること自体少なかったし、打たれたとしてもリキキリンやミミッキュではなくグルトン方向だったりもしたため、鈍感でHPがより低くて猫騙しも使えるヤトウモリとかの方が強いかもしれない。まぁ、タネガンを覚えないので差別化はできている。

 

 いかりのこな、この指とまれでタネガンが吸われたり、ふいうちで倒されたりすると恥ずかしい。

バンバドロ

 テラスタイプ:でんき
 種族値:H100-A125-B100-C55-D85-S35 

 特性:じきゅうりょく
 持ち物:じゃくてんほけん
 わざ:じしん いわなだれ 10まんばりき テラバースト
 性格:ゆうかんA↑S↓
 個体値:H31-A31-B31-C31
-D31-S3
 努力値:H252-A140-B108-C0-D4-S4
 実数値:H207-A179-B134-C75-D106-S37

 構築のメインアタッカー。グルトンがタネガンを覚えること、強めの範囲技を覚えることから構築入りが決まった。モロバレルに眠らされる。

 

 調整はイルカマンのハチマキジェットパンチ最高乱数以外耐え。残りをAに。グルトンと同速になってしまうと、がむしゃら+全体技or弱点保険発動ができないため、S実数値を37に。理想はS個体値4,5が理想ではあるが、厳選中にS個体値3の色違いが生まれてしまった。ので、Dにも4振って努力値は実質無駄にしてませんアピールをしながらSに4降った。S以外の実数値は最悪振り間違えていてもどうにかなるので、これくらいなんとういうことは無い。

 

 はじめの技構成はじしん、いわなだれ、ボディプレス、まもるであったが、Bに降っていないボディプレスはBが上がろうと大した火力にならないことが判明したため、10万馬力に変わった。

 ラスタルは電気。水、草の弱点を消すことに加え、相手のペリッパー、イルカマン、何かと飛行テラスタルしてくる面々に向けてテラバーストが有効打となる。物理型のテラバーストあるあるではあるが、実質両刀バンバドロが生まれたと言っても……いや、過言であるな。

 

 弱点保険発動後の火力が高いことはいわずもがなであるが、何かと持久力という特性が強い方が際立った。特にセグレイブやイッカネズミなど連続物理技主体のポケモンはやすやすと返り討ちにできる。

 え、それも耐えるの? あ、じゃあ勝ちじゃん。と頻繁になった。

 ただし、マスカーニャトリックフラワーはB上昇を貫通してくるため注意が必要。とはいえ、陽気マスカーニャのトリフラは2割ほど耐えるし、ハチマキっぽければテラスを切るというのも一興である。

 

 グレンアルマ、ペリッパー、キョジオーン、エルレイドなど何かとワイドガードを打たれるため、そこには注意したい。後、こいつの岩なだれは火力が低い。気をつけよう! 相手のHBガモスが全然倒れないぞ!

リキキリン

 テラスタイプ:フェアリー
 種族値:H120-A90-B70-C110-D70-S60 

 特性:テイルアーマー
 持ち物:ナモのみ
 わざ:トリックルーム じしん サイコキネシス マジカルシャイン
 性格:なまいきD↑S↓
 個体値:H31-A0-B31-C31
-D31-S0
 努力値:H252-A0-B116-C0-D140-S0
 実数値:H227-A95-B105-C130-D118-S58

 第一トリックルーマー。トリックルームを貼ることが仕事モロバレルに眠らされる。

 

 味方へ飛んでくる先制技も防げるというのは、がむしゃらとの相性が非常に良い。味方にはHP1でぶひぶひ鳴くブタさんがいる。

 

 おそらく差別化が特に必要なのは、イエッサン♀であると思う。サイコフィールドで先制技が防げることに加えて、今作から何故かトリックルームを貰った。加えてお先にどうぞでサポートできるのも偉い。

 が、イエッサン♀を使い始めた瞬間、サイコフィールドが残ってドドゲザンがふいうちが打てなくて負けるとか、若干耐久が足りなくてトリルが貼れないとか、ちょっと早すぎるとか色々しっくりこなくてやめた。たぶん、もっと対戦を繰り返せばイエッサンの方が強いと感じた可能性はある。

 

 調整は、眼鏡臆病サザンの悪の波動+ヤミカラスの一致イカサマを最も耐える確率の高い調整にした。最近流行りのポケソルダメージ計算機が、半減実を2回発動させてしまう仕様だったせいで、この攻撃専用のダメージ計算コードを書いたりしたが、そもそもこの盤面は30%ほどで落ちてしまうので素直にテラスタルを切った方が良い。でも、私は切らない。

 

 テラスタルはフェアリー。トリックルームの起動役にテラスタルを切ることは基本的にはしたくない。したくないが、トリックルームが貼れないとまず勝てないパーティであるため、上から悪技、虫技で突破されそうな時はテラスタルを切ろう

 

 技構成はトリックルーム、じしん、サイコキネシスマジカルシャインサイコキネシスは一致技として、マジカルシャインは優秀な全体技である。これがあるおかげで、グルトンがHP1にした相手を問答無用で葬り去ることができる。じしんは、グルトンが早々にやられてしまった時、テラスタル後のバンバドロの弱保を起動するつもりで入れたが、実際にはHPが2割ほどになったサーフゴーを倒した数の方が多いと思う。自主退場技が無いのは少しつらいが、グルトンが都合よく削れてくれると、そのまま3タテすることもあったので、まぁ良しとしたい。

 

 よくマスカーニャのはたき落とすとサーフゴーのゴールドラッシュを耐えた。時々倒れた

ミミッキュ

 テラスタイプ:ゴースト
 種族値:H55-A90-B80-C50-D105-S96 

 特性:ばけのかわ
 持ち物:ラムのみ
 わざ:トリックルーム のろい みちづれ ウッドハンマー
 性格:なまいきD↑S↓
 個体値:H31-A31-B31-C×
-D31-S0
 努力値:H252-A52-B200-C0-D4-S0
 実数値:H162-A117-B125-C×-D138-S90

 第二トリックルーマー。リキキリンよりも選出率が高い。1ターンだけモロバレルに抵抗できる。けど結局眠らされる。

 

 ばけのかわを使って強引に一発を耐えるというのは、もうそれだけで十分強い。加えて、耐久に振ってしまえばなんだかんだ等倍範囲は一発耐える。起動の安定感がある

 

 調整は、ばけのかわ込みで珠グレンアルマのダブルダメワイドフォース最高乱数以外耐え。こう聞くとなかなか硬い。実際、この調整が生きる場面はそれなりに多かった。

 

 あまりにモロバレルの胞子が重すぎたため、ラムのみを持たせている。実際そこそこ発動しているので間違っていないと思う。ただ、どうしても一回しか無効にできないのは少し心もとなさがある。

 

 テラスタイプはゴーストのまま。初めは強引にでもトリックルームを貼れた方が良いと考え鋼であったが、のろいでA↑S↓になり嫌な気持ちになった。ただでさえタイプが変わっているせいで倒されにくいのに、火力もあまりなく放置されるのでタイプを変えて耐えるとしても等倍で十分である。おそらく、グルトンよりもテラスタルを切っていない

 

 自主退場技としてのろいは確定であるが、HP1からトリックルームの時間稼ぎでまもってくる相手を強引に倒せるのがなかなか強かった。普通に削りとしても使えて、汎用性が高い。へイラッシャのHPもゴリゴリ削ってくれる

 また、HPがほどよく残ったときには、道連れを押すと相手が倒れて嬉しくなれる。それと、道連れを使っていて気づいたことではあるが、トリル後に道連れ→トリックルームと選択すると、2ターンに渡って相手を道連れに誘うことができる。道連れ+後攻技という組み合わせに可能性を感じるため、来シーズンのシングルとかで使いたい。

 

 最後の技はそこそこ迷った。はじめはイッカネズミに不安を抱えていたため、グルトンのHP114がむしゃら+ミミッキュドレインパンチで無振りイッカネズミを確定で落とせるところまで攻撃に努力値を割いていた。が、そもそもイッカネズミがBに振っている個体がそこそこいたのと、ドレインパンチで回復してしまってミミッキュが邪魔ということもそこそこ起こったため、却下。そもそもイッカネズミ自体があまり重くなかった。

 ならば純粋に火力重視で一致技を入れようと思い、シャドークローを選択。命中不安定技を早く倒れてほしいポケモンに入れたくないためじゃれつくは却下。しかし、今度はイエッサン、イッカネズミがたとえHP1であったとしても倒せないという問題が発生した。ダメだった。

 ので、最終的に自分のHPを削ることもできるし、それなりに高火力であるウッドハンマーを選択。あまり打つ機会は多くないが、それでも他2つの技に比べるとなかなか使いやすかった。

 ちなみに攻撃に52努力値が割かれているのは、無振りサーフゴーをシャドクロ二発で倒せる調整の名残であって、おそらくもっと良い振り方はあると思う

 

 イッカコノヨ、イエスアルマ、寿司構築と環境に蔓延る構築に、軒並み強く出れるポケモンだったので、開拓の余地しかないと思う。サーフゴーよりゴールドラッシュかもしれない。

ドドゲザン

 テラスタイプ:ひこう
 種族値:H100-A135-B120-C60-D85-S50 

 特性:そうだいしょう
 持ち物:ぼうじんゴーグル
 わざ:ドゲザン アイアンヘッド ふいうち まもる
 性格:ゆうかんA↑S↓
 個体値:H31-A31-B31-C×
-D31-S7
 努力値:H204-A252-B0-C0-D52-S0
 実数値:H201-A205-B140-C×-D112-S52

 謝ることが得意なポケモン見習いたいモロバレルのゴツメで怪我をする。

 

 前期141位の人が使っていたドドゲザンを丸パクリした。どうやら、耐久効率が最大らしい。素早さも最遅60族より遅く、最遅50族より早い範囲で良いらしい。ただ、この素早さの恩恵をどれくらい感じたかと言われると困ってしまう。

 

 基本的にテラスタルを切る必要のあるポケモンがいないときには、このポケモンにテラスタルを切ることになる。全体の半分位は空を飛んでいたと思う。格闘技はどこからともなく飛んでくる。加えて、飛ぶことによってバンバドロ地震を受けない。もしかすると日本国は国民全員に飛行テラスピースを配るんじゃないかと思えるくらいには、これの相性が良い。

 

 防塵ゴーグルを付けていると、当然胞子を受けないことも強いのではあるが、とにかくでてくるモロバレルウルガモスいかりのこなを受けないのが非常に強力。基本的に彼が場にでるときには、グルトンもトリックルーマーも裏で休憩に入っていることが多いため、総大将の見せ所である。火力アップアイテムを持たせていないとは思えないほどバッタバッタと相手が倒れる。

 ふいうちがあるおかげでトリルが切れた後もそこそこ戦える。恐ろしいのは、耐久がめちゃくちゃ高いため、ふいうち択に負けたら負け! という状況があまり起こらない。普通に土下座をできる余裕が大抵ある。曲者である。あまり大将っぽくは無い。むしろ、後々出てくるサーフゴーの方が武士感がある。

 

 時々格闘技がほしいなと思ったこともあったが、格闘技を打ちたい相手が軒並み飛んだり霊体になったりするため、思ったほど気にならなかった。

ペリッパー

 テラスタイプ:くさ
 種族値:H60-A50-B100-C95-D70-S65 

 特性:あめふらし
 持ち物:こだわりメガネ
 わざ:ぼうふう テラバースト ハイドロポンプ れいとうビーム
 性格:れいせいC↑S↓
 個体値:H31-A×-B31-C31
-D31-S0
 努力値:H252-A0-B0-C252-D4-S0
 実数値:H167-A×-B120-C161-D91-S63

 この枠だけは最後の方まで何度も変わっているが、一番しっくりきたポケモンマリナードタウン近海を飛んでいた。モロバレルを許さない

 

 これだけモロバレルの対策をしてもまだ重いままであるし、グルトンもバンギルガルに弱い。おまけにトリル下のコータスに手出しが出来ない。そしてシンプルに寿司が強い。というのがここまでの弱み。

 これをすべてとは言わないまでも、それなりに誤魔化せるポケモンを色々試したところ、メガネペリッパーに行き着いた

 

 ・初手にでてくるモロバレルに対して、ぼうふうを打つとHD特化であれど60%で吹き飛ぶ。実際にはそんなモロバレルいないので、ほぼ確定で倒すことが出来る。

 ・たまたま捕まえた色違いペリッパーが、たまたまS0だったためバンギラスよりも遅く、天候を奪うことも出来る。

 ・コータスに対しては後出しからどうこうしたい。できるかはわからない。

 ・寿司に対しては、グルトンのHP114がむしゃら+草テラバーストでD2段階上昇であろうと確定である。

 ・耐久が高いイメージがあるので、なんか硬そう。

 

 と、ここまでは私が使う前に考えていた強そうポイントである。実際には、

 ・必中メガネ暴風で、相手が倒れる

 ・もう一体倒れる

 ・ヘイラッシャ全然お見合いできない

 ・柔らかい。等倍技でぽんとやられる

 といった具合である。

 

 一回、バコウモロバレルに耐えられてはいるが、モロバレル自体に対してはかなり有効だったと感じる。ただ、モロバレルの横にいる早いポケモンがあっさりペリッパーを倒してくるのがいただけない。幸い、ぼうじんゴーグルを持っているドドゲザンもいるので、諦めて引いたほうがいいかもしれない。

 

 トリル下での火力に関しては凄まじいものがあり、雨ドロポンの火力はキングドラと同じであるから当然高いにしても、やはり一致110技が必中で使えるのは、暴力以外の何物でも無かった。

 

 ヘイラッシャと対面出来なかったと書いてはいるが、草テラスを切ること自体はそこそこ多く、電気技が半減になるだけで十分である。ただし、横にいるバンバドロ地震で揺らされてしまうことには気をつけなければならない。

 

 ペリッパーはSMから急に雨を降らせられるようになったと覚えているが、ある日突然自分の生活域の天気が雨だけになったらと思うと可愛そうになってくる

途中で変更したポケモン

 構築記事に自分が不採用にしたポケモンなんてそうそう書かないかもしれないが、勿体ないので展示することにする。

 というのも、不採用のポケモンほどピンポイント自慢ポケになりがちであって、人に見せたい。うずうずする。逆にいうと、イエッサンのことは書かない。面白くないので。

サーフゴー

 テラスタイプ:くさ
 種族値:H87-A60-B95-C133-D91-S84 

 特性:おうごんのからだ
 持ち物:いのちのたま
 わざ:テラバースト シャドーボール ゴールドラッシュ まもる
 性格:れいせいC↑S↓
 個体値:H31-A1-B31-C31
-D31-S0
 努力値:H252-A0-B0-C252-D4-S0
 実数値:H194-A65-B115-C203-D112-S80

 お金持ちのポケモンを出そうと思って、サーファーを出した公式が怖い。マジカルバナナだったらギリアウトだと思う。金持ちと言ったらサーファー♪

 

 一番最初にペリッパーの場所にいたポケモン。求めていたのは、へイラッシャをグルトンの114がむしゃら+攻撃で倒せて、強い全体技を持っているポケモンであった。味方を巻き込んでも良いのであればキラフロルなども該当するのだが、ここはテラスタルという旨味を活かす形で草テラバーストを採用してみた。草技を受けるためにドラゴンテラスなり飛行テラスなりをしてしまうと鋼が等倍で入るようになるため、それは避けるだろうという希望も含まれて入る。

 

 実際の所、出して活躍させて挙げられた試合は少なく、そもそもヘイラッシャが居る時以外は出せない。というよりも、バンバドロとドドゲザンを選出しているときのほうが強いのでどうしようもない。肝心のヘイラッシャに対しても対面させられないことも多いし、そもそもグルトンのHPがすでに1まで下がっているお陰であまり存在意義が無いなんてことも起きた。

 

 ゴールドラッシュも確かに強い範囲技ではある。しかし、Cがどうしても下がるため、連続で何度も打っていると火力不足を感じやすい。抜き性能が高いとはどうしてもいい難いし、彼が戦っている時にはもう控えも既にいない。なけなしの金を相手にぶちまける姿は、武士は食わねど高楊枝という言葉を思い出させる彼の懐には刀の代わりに金が眠っている

 

 最後に書くことかも分からないが、何より厳選が面倒くさかった。ただでさえサーフゴーはA0厳選が当たり前とされているような中で、S0も粘らなければならないなんて。でも割りとすぐにでたので、運が良いことは証明された。今年はまだおみくじを引いていないが、たぶん金運は良い

ビビヨン

 テラスタイプ:くさ
 種族値:H80-A52-B50-C90-D50-S89 

 特性:ふくがん
 持ち物:いのちのたま
 わざ:ぼうふう ねむりごな エナジーボール いかりのこな
 性格:ひかえめC↑A↓
 個体値:H31-A×-B31-C31
-D31-S31
 努力値:H0-A0-B0-C252-D4-S252
 実数値:H155-A65-B70-C156-D4-S141

 私の使ったビビヨンはこんな色では無かった。しかし、なぜ地域ごとに変わる柄を固定してしまったのか。勿体ないと思う。

 

 サーフゴーがご隠居された後に入ってきた蝶々。モロバレルの重さに辟易していることがうかがえる。ふくがんで命中の上がった暴風でモロバレルを倒しながら、ヘイラッシャに対してもエナジーボールを打てて、仮にトリックルームが打てなかったとしても眠りで強引な妨害が出来、最悪怒りの粉でそうそうに退場できる。

 

 使ってみて思ったが、これほど数値が足りないと思ったのは久しぶりである。最初こそ耐久に振って使っていたが、全くもって意味をなさなかった。のでCSに振り直した。それでも初戦は89族なので、上からばかすか殴られ何も出来ない。蝶を虐めて心が傷まないのかと問いたい

コータス

 

 テラスタイプ:くさ
 種族値:H70-A85-B140-C85-D70-S20 

 特性:ひでり
 持ち物:もくたん
 わざ:ふんか ソーラービーム ねっぷう クリアスモッグ
 性格:れいせいC↑S↓
 個体値:H31-A×-B31-C31
-D31-S0
 努力値:H252-A0-B0-C252-D4-S0
 実数値:H177-A90-B160-C150-D91-S22

 二世代前に日照りを貰った亀さん。彼が強すぎるせいで、私のバクーダはトリルアタッカーという役割を7割ほど消失していると思う。この亀さん、非常に公式絵が良いな

 

 モロバレルが重すぎるなら、もう上から殴ってしまえ!! ということで入ってきた鈍足ほのおタイプ。今までモロバレルに苦しめられてきたのも、全てはバレルのSが30族であることが原因で、グルトンもバンバドロもSが35なのが原因である。上から殴ればどうということはない

 

 と思っていたが、グルトンとの相性が悪すぎた。がむしゃらの強みとは、たとえタイプ相性が不利であっても、強引にHPを削り、その後に行動した味方の技で強引に倒せることに魅力がある。しかし、結局コータスが先に動くため、グルトンはあくびをただひたすら打つだけの置き物になってしまう

 加えて、メガネも持っていない、炎テラスもしないコータスの噴火は、並の高火力技といった程度の火力。半減のポケモンも強引に持っていけるほどのパワーはどうしても無かった。結局はHPを削られ、コータスすら置き物になってしまった

選出

 ここまでで既に10000字に到達しそうな勢いではあるが、選出パターンについても記載していく。

基本選出

先発or

後発

 相手のパーティを見て、よりトリックルームを貼りやすいのはどちらかと言ったことでリキキリンかミミッキュかは選ぶ。リキキリンの方がグルトンとの相性は良いが、安定するのはミミッキュ。どちらも相手のドドゲザンには弱そうであるが、リキキリンの方が良さそうな気がしている。

対イエスアルマ/対イッカコノヨ

先発

後発

 イエスアルマに関しては、範囲技の関係上都合よくグルトンを削ってくれるためこちらの選出の方が良い。イッカコノヨに関しては、コノヨザルが命がけでリキキリンを倒しに来るので避けたほうが良い。

対寿司

先発or

後発

 先発の選び方は基本選出と同じであるが、ペリッパーを後発に。へイラッシャは役割対象である。ただし、グルトンとバンバドロでヘイラッシャが倒せそうな時はヘイラッシャの前にバンバドロを投げた方が後々良い。正直、結局あまり安定はしない。

対トリパ(特にコータス/モロバレル入り)

先発

後発or

 生半可なトリパは、上から殴った方が安定する。もし仮に相手がトリックルームをしてくれたらそこにはただのりできるし、トリックルームを貼っているターンに攻撃できるとこっちが一歩リードできる。ただ、総大将のことや雨ターンのことなど、何かと交代が多くなりがちである。

モロバレル

先発

後発or

 モロバレルでトリパを対策してくる輩は多いが、モロバレルを絶対に許してはいけない。暴風で倒し、トリックルームを展開する。ペリッパーが上から一発でやられそうな時は、テラスタルかドドゲザン交代でなんとかなることが多い。モロバレルが楽に倒せてしまうと、そこからペリッパーの無双が始まったりする。相手もペリッパーの暴風くらい耐えるでしょという気持ちで動いてくるので、なにより意表がつける

対リキキリン、サーナイト、(ミカルゲ)

先発or

後発

 彼らは封印で強引にトリックルームを縛りに来る。しかし、一発で倒してしまえば封印はなかったことになる。ドドゲザンで粉砕するしかない。ちなみに、このパーティミカルゲは激重なので何も出来ない。封印されるし、鬼火はまかれるし、がむしゃら効かないし、抜群技リキキリンのマジシャしかないしと散々である。

戦績

 勝率はだいたい5割5分といったところ。この手のパーティでこれだけ勝てていれば十分であると思う。

 最終順位は12898位。2/1最終日に最高7031位まで上げられたので正直十分だと思う。その後落ちてしまいはしたが。

 レートでいうと、たぶん1600にギリギリ乗っているくらい。最高も1650位かな? 今までの最高レートがUSUM中盤で取ったLv19アマージョの1716であることを考えると、健闘している。私は弱い!

感想

 使ってて楽しいポケモンとパーティだった。進化前が活躍している姿はほのぼのして精神に良い。とはいえゲームなので勝ちたいという気持ちも強いため、画期的な何かを模索したい。

 それと、テラスタル環境が始まって早2ヶ月であるが、感じたことがある。シーズン1では意固地になってノーマルテラスストリンダーを使っていたのだが、テラスタルをどのポケモンに切るかという選択肢は広い方がパーティに柔軟性がでると感じた。加えて、火力上昇にテラスを切ること自体あまり強くないんじゃないかななんてことも思った。相手の不意をついて、1ターン生存し、その1ターンで戦況をひっくり返す! みたいなものがテラスタルを使った戦い方なのかと思った。わからんが。

 

 個人的には、読みをチキって安定っぽい行動とって負けるのをやめたいですね。全然安定じゃないことが多い。